1)地震研究事実 低気圧は地震と関係しています

近年の地震研究により、低気圧と地震の関係性が明らかとなりました。その内容をお伝えする前に、低気圧などによる気圧変動によって耳鳴りが起こるのかどうかを調べましたので結果をお知らせします。
と言いますのも、Twitterでは耳鳴りと気圧変動を関連付けるツイートが非常に多いですが、私は気圧の変化に伴って耳鳴りがするという自覚はないのですが、天気が良くない日には耳鳴りがすることが多いという認識もあるため、疑問を晴らすべく気合を入れて調べてみた訳です。気圧の変化と耳鳴りの関係性は医学的に確認されているのでしょうか。

結論から申し上げますと、気圧変動と耳鳴りは無関係だということです。これは医学的事実です。
詳しくは、気圧変動に伴って耳鼻咽喉科が取り扱う(私達が日常的に感じる)耳鳴りが起こるという事実は確認されていません。その代わり耳鼻咽喉科が取り扱わない耳鳴りは起こるそうです。
この内容は航空性中耳炎という耳の障害に関する研究で明らかとなった事実です。その航空性中耳炎の研究から耳鳴りの医学的事実を紹介します。

航空性中耳炎
飛行機内は約800hPaまで急減圧され超強力台風よりも低気圧状態です。 急激な気圧変化に伴う航空性中耳炎は、重症の場合に、耳痛、耳鳴り、眩暈を起こすが耳抜きや唾飲み込みで解消する一時的症状、だそうです。

医薬品サイト 

知ってました?飛行機の機内圧はなんと0.8気圧つまり800hPa程度なんです。スマホアプリ『頭痛ーる』が最近は有名ですが、いつも見ている地上の1015hPa程度の気圧が、低気圧が近付いてきて15hPa程度の変動がおこりますが、これを警戒しているアプリユーザーが、800hPaなんて気圧を見てしまったらきっと卒倒してしまうでしょうね。
皆さんは身をもってご存知の筈です。飛行機でヨーロッパまで10時間以上かけて移動しても、不調を訴える人なんてほぼおりません。耳痛や、酒を飲みすぎて不調な人くらいでしょう。つまり、人の体は気圧に対して丈夫に出来ているんです。
飛んでもないのに耳鳴り症状が頻発し、耳抜きをしても効果ないなら、その耳鳴りの原因は別にあるんです。

医学系論文を2つ紹介します。気圧を急激に変動させて耳鳴りがするのかどうか実験しています。

1986年 東京慈恵会医科大学  

被験者に飛行機に搭乗してもらって検査しています。その結果、167の調査例から、耳鳴りの音は主にボコボコ、バリバリ、カリカリであり、耳鼻咽喉科が扱う持続的耳鳴り(キーン,ブーン,ザー,ジー)は、ほとんどなかった、そうです。

1968年 名古屋大学医学部 

上記では飛行機でなく、減圧チャンバー(真空低温試験槽)による約600hPaまでの減圧復圧実験(23分間)が実施されています。
被験者は健康看護女子11名と耳鳴り持ち3名を含む眩暈患者5名(メニエール,神経性難聴他)でした。
実験の結果、耳症状として、減圧時の耳閉感、復圧時の耳痛が自覚されたが、耳鳴りは自覚されなかった、そうです。
つまり、耳鳴り持ちの患者が普段から聞いている耳鳴りは、この気圧変動実験では確認されなかった、と読むことができます。

まとめますと、気圧変動で起こる耳鳴りは、普段の地上生活で聞いている耳鳴りとは異質なタイプのボコボコ、バリバリ、カリカリという音の耳鳴りであり、地上生活で聞いている耳鳴りの原因は気圧変動が直接原因ではない、と理解できます。
敢えて『直接原因でない』と表現する理由はこの後お伝えします。直接ではなく間接原因なんです、きっと。

一点、補足します。新幹線で走行中にトンネルに入った際、耳の異変を体感しますが、あれは『耳ツーン』(耳痛)であり、『耳キーン』(耳鳴り)ではありません。気圧変動は耳痛です。これを混同している人が多いのかも、と考える次第です。

後日談ですが、丁度このトピックを書いた数日後に国内線に搭乗する機会がありました。静かな所で聞こえるシーン耳鳴りについて、気圧の低下によって煩くなるかどうかを定期的何度もに確認してみました。方法は、両耳に子指先を差し込んで、飛行高度と連動してシーン耳鳴りの音量音質に変化があるかを確認してみました。

その結果、確かに変化はありませんでした。勿論、突発性のキーン耳鳴りも起こりませんでした。

その日の帰宅途中の羽田空港駅にて、NASAの宇宙服について調べました。すると、宇宙服というのは0.3気圧仕様で設計されているという事実を知りました。宇宙医学なるものまで存在するNASAの説明では、宇宙服は耳抜きが出来る仕様になっており、耳鳴りの問題は一切記されておりませんでした。人間の耳は0.3気圧でも耳抜きさえすればトラブルフリーだそうです。宇宙空間で耳鳴りがする、って聞いたことないですよね。確かにそうみたいですよ。

さて、冒頭で説明したとおり、私は気圧変動によって耳鳴りがするという認識はありません。実際、医学的にも確認されていないことを調べました。しかし、天候によって耳鳴りが頻発するときがあるという事実認識は持っています。例えば台風が通過した後とか。
気圧変動と耳鳴りが直接的に関係しないのなら、なぜ台風や爆弾低気圧が襲来する時に耳鳴りがするのでしょうか。
その理由はズバリ天気が地震と関係しているからです。『天気⇒地震⇒電磁波⇒耳鳴り』です。予想通りの展開でしょうか。
本当に天気と地震が関係しているのでしょうか。続きを読んで頂ければ納得してもらえると思います。

「低気圧になると地震が起きる」という漁師の言い伝えは本当か
さて、「低気圧になると地震が起きる」という漁師の言い伝えは本当か、という記事がネットで読むことができます。低気圧と地震の関係を調べるにあたり、先ずこれを調べてみました。公的研究機関がそもそも”言い伝え”を本気で取り扱った例があるのでしょうか。いつもの論文検索サイトを利用します。

・・・1時間ほど調べてみましたが、見つかりませんでした~。

一体、どこに伝わる言い伝えなんでしょうね。そもそも怪しいフレーズに思えてきました。少なくとも江戸期以前だと思いますが、当時、”低気圧”という概念があったとは思えません。気圧計は17世紀に西洋で発明されたそうで、日本の先鋭学者なら知っていたかもしれませんが、漁師さんが知っていたか。まあ、天気が崩れたら地震が来る、を現代人が”低気圧”に言い換えたのでしょうかね。

ネット検索中に興味深いものを見つけました。漁師さんは登場しませんが、日本各地の地震に関する言い伝えが収集されています。そこで、今回は天気と地震の関係に関する言い伝えを抽出してみました。ゴロゴロ出てきましたよ。

防災に関わる「言い伝え」
http://www.fdma.go.jp/html/life/saigai_densyo/02.pdf

地震のとき、午前6時に風、8時に雨、10時に日照り、12時にくもり、午後は2時に風、4時に雨 (⇒地震の予兆として、各時刻にそれぞれの気象状況になっていることが多い、と言う意味)
異常に暖かいと地震が来る。
長日照りと長雨のあとに地震がある。
風のないどんよりした日に地震がよく起こる。
東から西にかけて空に細長い雲が発生すると地震が心配。
天気朦朧として蒸し暑いのは地震の前兆。

春秋の地震は弱いが、夏冬の地震は強い

地震があると天候が変わる。
地震があると天気が定まる。
朝十時に地震があると晴。
地震があると2,3日中に雨が降る。
雨の降っている時、地震があると天気がよくなる。

以上ですが、いかがでしょうか。限りなくクロですね。つまりは、天気と地震はリンクまたはシンクロしている、と先人達は伝え残している訳です。
詳細を見ると、天気が悪くなってから地震が起こる、地震の後は天気が良くなる、というのが大意のようです。これは、低気圧がやってくると地震が起こる、と同意ですね。

次に現代科学の研究成果を紹介します。こちらの内容は去年2017年の巨大台風襲来時にツイートした内容なので記憶にある人もいるかも知れません。近年の研究では低気圧と地震の関係が明確に確認されてきています。

『大地震は台風の後にやってくる』
日本語記事
マイアミ大学(英文17MB:不要読)

上記で重要部分を抜粋すると、『過去50年間に台湾とハイチで発生したマグニチュード6.0以上の大地震についてデータを分析し、地震発生前の4年以内に被災地が激しい豪雨を伴う大型熱帯低気圧に見舞われていることを確認した。ウドウィンスキ准教授は「豪雨によって起きた多数の土砂崩れや侵食のため、地表付近の地盤が動き、負荷が取り除かれて断層がずれやすくなった」と米国地球物理学会の総会で説明した。』となります。

へえそうなんだ!どれどれ私も調べてみようと思い立ち、伊勢湾台風の進路とその後の全大地震を実際に調べてみました。そこで分かった事実は、想像絶するものでした。

Wikipediaから伊勢湾台風後5年間の全ての大型地震の震源位置をプロットしました。都合の良い地震だけを選んだわけではありません。
もう見事としか言いようがないですね。この台風は低気圧の中でも最強(最低?)ですが、低気圧と地震はリンクしていることの端的な裏付け証拠となりますね。

もう1つツイートした内容を紹介します。上記では台風が地震を引き起こす超悪者的扱いな印象ですが、逆にその役目を良い方に評価している報告です。

『台風はスロー地震を発生させ大地震を防いでいる』
日本語記事
Nature(英文記事)

上記で重要部分を抜粋すると、『台湾を直撃する台風がいわゆる「スロー地震」を発生させ、大地震を防いでいる可能性があるとの研究結果が、英科学誌『ネイチャー』に発表された。スロー地震とは、約30年前に発見された地震の一種。瞬時に発生して建物を倒壊させるほどの大地震ではなく、数時間から数日かけて断層にゆっくりとずれを生じさせる。』となります。

つまり、台風は震源のストレス発散をするいいヤツだという説になります。伊勢湾台風に当てはめるならば、台風通過後に実際に各地で起こった幾つもの大型地震が、もし台風が通過していなかったら、もっと巨大地震に化けて大被害を出していたかもしれない、という訳です。 うーむ、奥が深いですね。

このトピックでは、低気圧が地震発生のキッカケ、または、引き金(トリガー)の役割を果たしていることを紹介しました。キッカケにもトリガーにもなるのであれば、低気圧が来る度に地震活動自体を促進していると考えても無理はないと思います。
となりますと、つまり、低気圧が来ると地震活動に伴う電磁波がいつも以上に地下から放射されているわけですね。気圧変動が耳鳴りの直接要因ではなく、気圧変動に誘発されて活発化する地震源が発する電磁波が耳鳴りの直接原因なんです。いかがでしょうか。

というわけで、Twitterで「低気圧が来たから耳鳴りがする~」とモニタさんがツイートしているのを見ても、お構いなしにマップカウントしています。そうすることでマップの精度が落ちているかというと、全然そんな様子はありません。いつも通りの地域連続性のあるマップが完成しております。おかしなマップにはなってはいません。

【要約】耳鳴りは気圧変動が直接原因ではなく、低気圧によって地震活動が活発化(電磁放射量が増え)して、耳鳴りを引き起こしている。人間の耳は0.3気圧でも耳圧抜きをすれば耐えられる。宇宙医学においても耳鳴りの症例は確認されていない。

余談 気象病

皆様は気象病をご存知でしょうか。低気圧によって引き起こされる様々な症状です。かなり詳しくまとめられたサイトを見つけましたので紹介します。

『台風の季節は注意!低気圧で頭痛やめまい、耳鳴りが起きる主な原因は自律神経の乱れ。気象病(天気病)のメカニズム・主な症例と対策』

https://magazine.caloo.jp/posts/1818/

上記を読むと地震耳鳴りや、地震体感者が訴える症状は実のところ気象病なんじゃないの?と思われる人もいると思います。事実として、地震耳鳴りと気象性の耳鳴りを区別できない、と仰る地震耳モニタさんもおられます。

ちなみに、上に紹介したサイト以外にも医学的に研究報告は多くなされています。ザッと調べたところでも1980年代には気象病というような名前で医学研究対象となっています。もっと古いかもしれません。
ちょっと調べてみました。なんと戦前から研究されているじゃあないですか。しかも東医学部大と気象庁で。

『氣 象 病 の 研 究(III) 氣 象 病 の見 出 し方 と して の時 間 エ ム法』
中 央 氣 象 豪 調 査 課 衛 生 氣 象 掛
東京帝國大學讐學部内科物理療法學教室
https://www.jstage.jst.go.jp/article/onki1935/8/1/8_1_8/_pdf/-char/ja

しかしですよ、半世紀以上経過した現在でも気象病は未だ医学的に立証されていないものらしいです。ネット検索でも気象病を提唱するお医者様が数名確認されますが、少数派の様子です。気象外来は一つ存在するそうです。
それもそのはず、お馴染みの『家庭の医学』で気象病を検索してもヒットしません。該当なし。数十年経っても医学界から認められていないためです。
下記で家庭の医学を利用可能です。

六訂版 家庭医学大全科
https://health.goo.ne.jp/medical/

■特色
1.卓越した総合監修者と分野別監修者
日本の医学界をリードする4名の総合監修者。
各分野でトップクラスの実績を残す31名がそれぞれの専門分野を監修。
2.総勢600名を超える豊富な執筆陣が専門的見地から解説
医療現場の最前線に立ち、日本の医療を担う全国の俊英の先生方が信頼できる確かな情報を提供しています。

これに対して、私の持論をお伝えしておきます。
本トピック『1)地震研究事実 低気圧は地震と関係しています』を読んでいただければ分かると思いますが、低気圧は地震活動を活発化させる事実が科学的に確認されています。それは他のトピックで記載の地球の衛星である月が引き起こす潮汐と同じなのです。低気圧によっても、月の引力によっても、地震活動が活発化し、地殻からの電磁放射量が増えます。その結果、磁場電磁波に敏感な動物(人間を含む)には体質に応じて症状が出るのです。(磁場電磁波による症状については他のトピックに沢山書いていますのでそちらでご確認ください。)人間の耳は圧力変動に対して決して弱い訳ではありません。宇宙では0.3気圧の装備でもへっちゃらです。

つまり、気象病と呼ばれている症状は、低気圧などの気象によるものではないのです。
”気象病は最近知られるようになった病気”なんて言うフレーズは全くの大嘘で、古くから東大医学と気象庁が研究をしてきた経緯があり、現在でも医学認定されていない訳ですから、既にボツになっているのでしょう。つまり、気象病の症状は低気圧が原因ではないということです。
一方、磁気治療の有効性や電磁波暴露の上限の研究からは人体の対電磁反応は研究されており、こちらは事実認定されています。(過敏症を除けば)
そして、いよいよ、気象と磁気電磁波を結びつける存在として、地震活動による電磁放射が確認されるに至り、気象条件によって誘発された地盤由来の電磁放射に人の身体が反応した症状こそが、気象病の真の姿であると理解できるわけです。

今後もし気象病の実態究明が進めば、気象病は気象が原因ではなくて磁場電磁波が本当の原因でした、という結果が導き出されることになるでしょう。同時に電磁波過敏症が認められることになります。そう遠い将来ではない、とは思いません。きっと遠い将来です。

研究事実 月も地震と関係しています

やっぱりそうだったんだ!皆が思いました。 – 2016年に新月や満月の天体運動が巨大地震を誘発するという研究報告がなされました。

『Earthquake potential revealed by tidal in uence on earthquake size frequency statistics』
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻(名称長すぎ!)、東京大学地震研究所
Nature Geoscience掲載原文(英文) https://goo.gl/sK2JWu

要約すると、『3.11東北沖を含む複数の巨大地震を調査した結果、それらは月の引力が最も強く働く頃に発生していることが分かった。小規模地震に対しては明確ではない。』となります。
え?もっと詳しく教えなさいよ!という方は下記をご確認願います。

国内報道の産経ニュース記事 http://www.sankei.com/wired/news/161022/wir1610220002-n1.html

地球での海面高さ変化は、衛星である月の引力が主な原因であり、この力を「潮汐力」と言います。これは液体である海水だけを引っ張るのではなく、実は固体である地球の陸地部分をも引っ張っています。そして重要なのは、この張力によって陸地の表面は20cmほど上下運動しているのです。つまり、硬いはずの固体地球が月の引力によって伸縮変形しているのです。これはトリビアですよね。この辺りを分かりやすく説明している資料を見つけましたので紹介します。
資料では私たちの立っている地面の上がり下がりは半日で約30cmと説明されており、実際の観測値と合致するそうです。

『地球潮汐 - 陸地の干潮・満潮』
東京大学地震研究所 大久保研究室
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/people/okubo/ResearchHP/HP38.EarthTide.pdf

この潮汐力は地震発生時の力に比べると非常に小さいですが、具体的には1000分の1だそうですが、月の公転運動によって1日に2回のリズムで何度も地球を引っ張っていると、普段からストレスフルな地球はやがてパキッと殻が割れる日が来てしまう訳です。
繰り返しになりますが、潮汐力は海水面の変動だけでなく陸部分も繰り返し変形させており、これが地震活動を促進させる要因の一つになっている訳です。
上記の発表以前にも潮汐と地震の関係を明確に指摘する研究はあります。2つ紹介だけしておきます。どちらも潮汐と地震の関係性を明言しています。

『火山性地震の応力応答 - 潮汐による影響』
東京大学地震研究所
https://www.jstage.jst.go.jp/article/vsj/2016/0/2016_32/_pdf/-char/ja

『長野県松代 における地球潮汐 と地震発生の関係』
京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻
https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin1948/51/1/51_1_51/_pdf/-char/ja

潮汐力も地震発生のトリガーとしての役割を担っていることが確実であり、台風低気圧と同じ扱いです。よって、台風の時と同じく大は小を兼ねる的発想で、潮汐力もトリガーとなるだけでなく普段から地震活動を促進する働きがあると考えられます。すなわち、潮汐力が特に大きくなる新月と満月の時には普段よりも強めの電磁波が震源から放射され、敏感体質の人達はその影響を受けて調子が悪くなっているに違いないと思う次第です。

最後に、低気圧と月による潮汐のどちらの影響力が大きいかを比較してみましょう。これは案外知られていないと思います。それぞれの海面高の変動値を比較すればそれぞれの引力が単純に比較できると思います。
まず、低気圧の際にどれだけ海面高が変化するかを下記で確認できます。

気象庁
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/knowledge/tide/takashio.html

台風や低気圧の中心では気圧が周辺より低いため、”吸い上げ効果”によって海面が上昇します。低気圧の場合は1hPaあたり1cmの海面高さ変動するそうで、中心気圧950hPaの台風では50cm海面が高くなります。

一方、先述の地球潮汐を分かりやすく教えてくれた大久保研究室の資料では、潮汐による海水面の変動(潮位)は場所によって異なりますが,概ねプラスマイナス 50cm程度の変動と記しています。
あれま偶然!この例だと両方とも50cm高くなるんですね。つまり、台風レベルの低気圧と月の潮汐が地球を吸い上げる(引力)は同じくらいなんだということです。これもトリビアでした。

余談ですが、低気圧で頭痛がすると称する人達は、満月の時にも頭痛がするそうです。そのようなネット記事がいくつかあります。その要因について医学的には未解明だそうですが、ここまで読んで頂けたそこのアナタ、何か心当たりありませんか?そうです、低気圧の裏にも、満月の裏にも、それらに促進されて震源から発せられる電磁放射の存在があり、そこに気が付けばスッキリ説明が付く話ですよね。