睡魔と電磁波

突然眠くなることないですか?地震体感者はその症状のひとつとして強烈な睡魔を訴えます。その正体について全容が明らかになってきたのでトピックを作ることにしました。
最初に電磁気的刺激によって眠気を誘発する医学的事実を紹介し、先日発表された眠気の正体、そして地震体感の根拠を記します。

電磁気的刺激によって眠気を誘発する医学的事実

磁気治療中や電気治療中に眠気を催すケースが報告されています。
特に体に直接通電する治療方法では眠気を伴うことが知られています。探せば沢山あると思いますが少しだけ紹介します。

先ず、当サイトで何度も登場する事実を先ず紹介します。

MRIは強力磁界と電磁波を利用した医療用検査機器です。
検査業務従事者へのアンケート調査の結果、めまい、耳鳴り、頭痛、眠気、疲労感、筋肉の不随意収縮の症状が、10人に1人の割合で起こることが報告されました。

労働安全衛生総合研究所 https://goo.gl/WpBGJG

『全身性交流磁気刺激の非熱効果によるヒト尿中アドレナリンおよびノルアドレナリンの低下 』
昭和大学医学部第一生理学教室
https://www.jstage.jst.go.jp/article/thermalmedicine1985/13/2/13_2_84/_pdf/-char/ja

4. 自覚症状
磁気刺激中に軽い眠気を覚えた被験者がいたが(n=3), このほか特に自覚症状の訴えはみられなかった.

『蝸牛電気刺激による埋込型耳鳴治療器の患者への適用とその効果』
北海道大学 電子科学研究所 および 医学部
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe1963/32/Supplement/32_Supplement_189/_pdf/-char/ja

3.治療効果と考察
1回の電気治療で、耳鳴消失期間は長くて数時間から半日程度で、その後、耳鳴は再発する。しかし、本治療器を使うことによって、1日に数回の電気刺激を行えば一日中耳鳴が消失することが分かった。この耳鳴消失以外にも以下のような効果あるいは現負が見いだされている。まず、耳鳴が消失したとき、治療耳だけでなく対側耳の聴取機能も改善されたことである。患者は、音がはっきりと聞こえやすくなり、言葉の理解も良くなったと報告している。SQUIDによる計測でも内耳ではなく聴覚中枢の働きが改善されたことを裏付けている。次に、電気治療中に耳鳴が十分抑制された時点で患者が眠気を覚えたり睡眠が誘発されるという現象が観測された。

『生体と磁場』
東京大学医学部
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe1963/20/2/20_2_47/_pdf/-char/ja

『3・5・2 電磁場 と人間の行動』
“地下に閉じこめられた人間の生物学的サイクルが電磁界によってどのような影響を受けるか”という研究である。Wever66)の報告によれば,20日間の観察の中で,日周期の24時間のリズムが26.6時間となったが,10Hz,2.5V/mの電場を周囲に与えたところ,リズムが24.8時間に変化したという。ところが16日目に電界の影響をとると体温や心拍数は24時間のリズムにもどったが,睡眠のリズムは36.7時間を示したという。これは,明らかに生理的解離を示している。Wever66)によれば,低周波のある成分の存在は,日周期のリズムの保持には必要である。この環境の場のレベルは,太陽の黒点の時に大きな変化を受け,それは10Hz,1mV/mにも達するという。

 

ソビエトにおいても,これらに関して興味ある研究63)がなされている。精神神経症の患者の治療のためにLIDAという装置がRabichovにより作られたが,これは4OMHzで40~80Wの放射で毎分100回のパルスまであり,最長のパルス幅は100msである。これを小会議で使用した実験の記録写真が発表されており,会場に居合わせた人々が装置のスイッチを入れて15分後に睡眠状態に入っているのがみられるという。そしてこの装置は知能の遅れた子供の教育用として有用であるとのことである。

以上の電気および電磁波刺激の周波数はそれぞれバラバラなのですが、電磁気的刺激によって眠気を誘発する事実が明らかと言っても過言ではない状況です。

 

眠気の正体

さて、上記では眠気を誘発するだけの事実報告でしたが、先日、ついに眠気の正体に関する研究報告が発表されました。

『「眠気」の⽣化学的な実体に迫る』
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
https://wpi-iiis.tsukuba.ac.jp/uploads/sites/2/2018/06/180613yanagisawa-3.pdf

簡単に説明しますと、脳内の神経細胞を構成するたんぱく質が「リン酸化」する化学反応が眠たくなる仕組みだそうで、寝るとリン酸化状態は解消され、1日生活するとまたリン酸化して眠くなる。これを繰り返すそうです。以下の記事が分かりやすいです。

「眠気の正体」ついに判明 神経細胞のたんぱく質が変化
朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/ASL6N42CTL6NUJHB005.html

上記は単に眠気の正体が判明して喜ばしいニュースなのですが、地震体感者には更に喜ばしいニュースとなりました。
その理由は下記となります。

 

地震体感としての眠気の正体

『高頻度経頭蓋的磁気刺激によるPC12細胞における影響』
東京大

簡単に説明すると、メジャーな神経細胞株PC12は磁気刺激で”リン酸化”するという事実があり、これは以前から把握されていました。 ああ、簡単に繋がりましたね。

要約しますと、地震活動に伴って電磁放射が活発化し、その作用によって神経細胞がリン酸化し、敏感体質の人にとっては強烈な眠気として症状が表れるのです。

実際、Twitterでの反応では地震前や地震期間に眠たくて仕方ない経験をした人が多くいた様子でした。
私も時々経験します。仕事中にも起こるので対策に必死です。体を冷やすのが常套手段です。

これでまた一つ、地震体感を科学的に説明できました。